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正月の出来事

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私、「何か言いたいことがあれば言えば!」
私がキレたのは、旦那が私の顔をジロジロ見ていたから。
旦那、「・・・」
結婚して30年にもなると、夫婦の会話はほぼ無い。旦那に用事がある時は、子供もしくはメールを介して伝える。

子供に言われ、旦那が私に付いて来たのは、家の裏に長年置きっぱなしになっている粗大ゴミを処分するため。
家の裏に行くには、家と外塀の細い間を通らなくてはならないのだが、人が通るにはギリギリのスペースしかない。
珍しく旦那が話し掛けて来たのは
旦那、「通れるか?」
結婚当時に比べれば、私は太った。でも、家と外塀の間を通れないほど、太ってはいないはず、たぶん。

人が通るにはギリギリのスペースしかないため、真っ直ぐ歩くと両肩が家と外塀にぶつかった。すると
旦那、「横になったら(笑)」
それに、イラッとしたが、とりあえず、体を横向きにして人が通るにはギリギリのスペースを進んでみると、お腹が家の外壁に擦れた。
旦那、「横になったら通れたじゃない(笑)」
この発言にもイラッとしたのだが、旦那も私同樣お腹が出ており、旦那のお腹にも家の外壁に擦れた痕が付いていた。

旦那、「なんだ、この白い粉は?」
私のお腹にも白い粉が付いている。
私、「外壁が劣化すると、粉になるのよ」
旦那、「外壁も劣化すると、白い粉を吹くのか(笑)」
私、「外壁もって、どういうことよ!!」
旦那、「君も顔が粉吹いてるじゃないか(笑)」
加齢や乾燥で顔が粉吹き肌になっていることは、私自身も気付いていたが、それをハゲ(旦那)に言われるとムカついたため、子供が見ていない家の裏でハゲをボコってやった(笑)。
旦那(ハゲ)、「痛い痛い、俺が悪かった」
私、「粉吹き肌で悪かったわね」
旦那、「ごめん、ごめん」
私、「粉吹き肌を直すためにエステサロンに通うからね」
旦那、「分かったから」
私、「何が分かったの?」
旦那、「エステサロンに通って良いから」
私、「あと、家の塗り替えもするから」
旦那、「分かったよ」
私、「あと、長年置きっぱなしになっている、・・・」
私が話を中断したのは、お隣さんが見ていたから
お隣さん、「お正月から仲が良いわね」
私と旦那、「・・・(恐縮)・・・」
家の裏に長年置きっぱなしにしてあった旦那の粗大ゴミを処分してから、家の塗り替えを行った。

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