中学生の娘さんがいる友人の話です。
友人はいわゆる教育熱心なママで高校はトップの学校に行ってほしいと常に、勉強しなさいが口グセ。
でも、毎日そんな調子で娘さんに勉強を強いていたら、娘さんからうるさがられてしまってとうとう娘さんは学校から帰ってきても、ご飯やお風呂以外は自室に閉じこもるようになってしまいました。
母親である友人ともあまり話もしなくなってしまって、友人もそんな娘の様子を見て、あまり勉強しなさいと言い過ぎたかなと思いつつ、
やはり、高校受験のための試験勉強はしてほしいと、タイミングを見ては、勉強したほうが自分の希望する将来が出に入ると諭すばかり。
そんな状態が続いたため、娘さんのほうはだんだんとうるさいなあとかうざいとか、母親にイライラした雰囲気を態度にもにも出すようになってしまったんです。
友人としては、娘の将来を考えているのに…わかってくれないと思い悩みだし、どうしたらいいかと娘の扱いに思い悩んでいたときです。
たまたまカラーセラピーの心理学の勉強を学生時代にしていた彼女。
その色と心理について勉強しているときに学んだ色と心理の関係を思い出したんですね。
それは何気なく目に入る色で心理も変化させることができるという話。たまたま海外の実験で壁色をパステル調の色合いとダーク系の色合いで過ごしてもらって心理の変化について結果を出すたものをなんとなく思い出して。
その際にイライラしていた人がピンク色の内装でイライラ少なくなったということを実験結果の内容だったらしく、彼女もこれだと思い、イチかバチかで娘の部屋の色を今はダーク系のブラウン調なので、思い切って娘が学校に行っている間に業者を呼んでピンク色の内装に変えてもらったんだそう。
学校から帰ってきて自分の部屋の内装の壁がいきなりピンク色に変化しているのを見た娘。内装の色合いが突然ブラウンからピンク色に変化しているのを見て思わず絶句していましたが、次の瞬間に母親に向かって「別にいいよ、この色女の子らしいから。」と、今までうざいとしか言わなかった思春期の娘が久々に母親に素直に言葉をかけてくれたんだそう、でもそのあとで、娘から「どうせなら、家全体の外壁も白かベージュに変えてくればいいのに、今はくすんだような古い茶色で汚れているように見えるから、恥ずかしくて友達も呼べない」と。
そういえば、外壁は確かに茶色のようなくすんだ色合い劣化しているというのは彼女もうすうす気が付いていましたが娘の勉強の心配ばかりしていたため家のメンテナンスは二の次にしていました。でもこの外壁の色も変化させて娘が友人を呼べるといってくれるなら、きっと、イライラもなくなって、自分の言うことも聞いてくれるに違いないと彼女は意を決して、外壁もピンク色に近いアイボリーカラーに外壁塗装工事を専門業者に依頼。
外壁塗装は内装と違って数週間かかったそうですが、そのあいだに娘の心境も変化したらしく、全然イライラしている様子も見られなくなったり、母親である友人とも仲良く和やかに談笑できるように変化していったそうです。
娘の個室部屋のピンク色がやはり心理を和らげる効果が高かったと思うと彼女。
それから外壁塗装も終わったころにはきれいな外壁の色に友人の娘も満足した様子で、友人を呼んで勉強会などをするように。不思議なのですがピンク色の娘の部屋の内装に変えて、家の外壁もアイボリーピンク色に変えたことで、友人もそれほど娘の受験勉強のことについてあまり心配したり、ガミガミ言ったり、勉強してるのなんあて詮索することがなくなったということなんです。
外壁の色を変えたり、娘の個室部屋の内装の色合いを変えるだけでこんなに娘も私も心が和やかになるんだと塗装の色を変えて本当に良かったと言っていました。
反抗期の娘さんのイライラを和らげるために家の外壁や内装の色を変えたら、ガラッと落ち着いたという友人のはなし
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