夫の実家は、近所の知り合いに建ててもらった家です。普段は家に来ることはないのですが、ある日突然家にやって来ました。家の中に上がり込み、「家で困っていることはないか?」と言うのです。義父は怒ったような顔をして、「なにも困っていることはない。」と答えていました。 後日、外壁塗装を行うことになったと知りました。先日の訪問の後、外壁が気になると知り合いの再度訪問してきました。その時に、強引に外壁塗装の予定が組まれたようでした。義父は、体が悪いこともあり、ほとんど家から出ることはありません。外壁を確認するのも面倒だったようで、知り合いに言われるがまま、渋々承諾したそうです。 面倒なことが嫌いな義父は、塗料選びも工務店任せにしていました。塗った後に見ると、良い色とは思えませんでした。瓦屋根と色が合いません。夫が「何でこんな色にした。」と言うと、「元の色に近い色を選びました。この家のことは良く知っている。きれいな色でしょ。」と、私に同意を求めてきたので困りました。知り合いに頼む外壁塗装は、お互いが適当になるのでおすすめできないなと思いました。夫は、「次の時は他のところに頼む。」と言っていました。 築30年以上経った家です。外壁の傷みは見られるものの、周りの家も同じような感じです。予定外の外壁塗装で、お風呂のリフォーム代として貯金していたお金を使ってしまいました。外壁塗装の後も、問題なく住めているので結果的には行って良かったと思った外壁塗装でした。